上生菓子でよく使われる「練り切り」の主な材料の組み合わせとして一般的なのはどれでしょうか?
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解説
上生菓子の代表格である練り切りは、白あんに求肥などを加えて練り上げた生地を、色や細工で四季の風物に見立てる和菓子です。全国和菓子協会は令和四年に文化庁へ働きかけ、「小豆や手亡などの豆類を原料としたこし餡の製造」と「こし餡に薯蕷や求肥を加えた煉切、こなし等の加工餡の製造」という技術が登録無形文化財として認められたことを公表しており、こし餡に求肥を加えて練り切りの生地を作る製法が公式に記録されています。寒天と黒糖の組み合わせは羊羹の材料で、同協会も寒天を海藻から作る羊羹に欠かせない原料として紹介しており、練り切りとは系統が異なります。米粉と酒粕は和菓子で一般的な取り合わせではなく、酒粕は主に酒饅頭など発酵を伴う菓子に使われる材料です。きな粉と水あめはわらび餅などにまぶしたりかけたりする添え物で、生地そのものの材料ではありません。求肥はもち粉に砂糖や水あめを加えて練った柔らかい餅で、白あんに混ぜてつなぎとすることでなめらかな口当たりと細工のしやすさが生まれる点が、練り切りに固有の特徴です。
出典: "菓銘をもつ生菓子(煉切・こなし)"が「登録無形文化財」に登録 | 全国和菓子協会
情報確認日: 2026年7月26日