食
かんたん
香辛料のマスタードは、主に植物のどの部分から作られる?
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解説
マスタードは、シロガラシ属やカラシナ属の植物が花を咲かせたあとにできる種子を原料とする香辛料です。種子にはグルコシノレートという辛味のもとになる成分が含まれており、すりつぶして水と合わせると酵素の働きで独特の辛味と香りが生まれます。花びらの蜜部分は使われておらず、花はあくまで種子ができるまでの過程にすぎません。樹皮の内側部分も原料にはならず、辛味成分やたんぱく質、油分が蓄えられているのは種子の内部です。根だけの繊維部分というのも誤りで、カラシナの仲間には根や葉を野菜として食べる地域もありますが、香辛料としてのマスタードに使われるのは一貫して種子であり、根が原料になることはありません。種子は品種によって淡い黄色から黒みがかった赤褐色まで色合いが異なり、白い種子はシナルビン、黒い種子はシニグリンという異なる辛味成分を多く含むため、同じマスタードでも風味や辛さに違いが生まれます。
情報確認日: 2026年7月26日