科学
かんたん
同じ量の水なら、蒸発がより速く進みやすい条件として最も適切なのはどれでしょうか?
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解説
同じ量の水であれば、空気に触れる面積が大きいほど蒸発は速く進みます。蒸発は液体の表面で水分子が空気中へ飛び出していく現象なので、触れる面積が広いほど一度に飛び出せる分子の数が増え、同じ体積の水でも早くなくなっていくのです。表面積が小さいことは逆に空気と接する範囲が狭くなるので、同じ量の水でもかえって蒸発は遅くなります。風が弱いことは、水面のすぐ上にたまった湿った空気がいつまでも入れ替わらず新しい乾いた空気に触れにくくなるため蒸発を遅らせる条件であり、風があるほど水面付近の湿った空気が運び去られて蒸発は進みます。湿度が高いことも、周囲の空気にすでに水蒸気が多く含まれていて水面から出ていく分子の行き場が少なくなるため、蒸発を妨げる条件です。皿に広げた水がコップに入れた同じ量の水より先になくなるのも、洗濯物を広げて干すと早く乾くのも、水に触れる空気の面積を増やして蒸発を速めているためです。
出典: 石油の風化 | バイオテクノロジー | 製品評価技術基盤機構(NITE)
情報確認日: 2026年7月26日