科学
ふつう
植物が根から吸い上げた水を、葉から水蒸気として空気中へ出すはたらきを何と呼ぶでしょうか?
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解説
蒸散は、根から吸い上げた水が葉の気孔から水蒸気として出ていくはたらきです。気孔は葉の裏側に多く並ぶ小さな穴で、ここが開くと二酸化炭素を取り込むと同時に水も逃げていきます。植物に袋をかぶせておくと内側が曇るのは、この水蒸気が冷えて水滴に戻るためです。光合成は光のエネルギーで二酸化炭素と水から養分を作るはたらきで、水を運び出す動きそのものではありません。呼吸は酸素を取り込んで養分からエネルギーを取り出すはたらきで、昼も夜も続きます。浸透圧は濃さの違う液体が膜を隔てて接したときに生じる圧力で、根が水を吸い込む側にはたらく力です。蒸散で葉から水が出ると、その分だけ導管の中の水が引き上げられ、根から葉までの水の流れが途切れずに続きます。地面からの蒸発と合わせて蒸発散と呼ばれ、陸に降った雨のかなりの部分がこの経路で大気へ戻っていきます。
出典: U.S. Geological Survey Water Science School
情報確認日: 2026年8月14日