科学
かんたん
救急車が近づくときと遠ざかるときでサイレンの高さが違って聞こえる現象は何と呼ばれるでしょうか?
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解説
救急車のサイレンは近づいてくるときは音が高く、遠ざかるときは低く聞こえますが、これは音源が動くことで届く音の波長が実際に伸び縮みし、聞こえる周波数が変化するために起こる現象で、ドップラー効果と呼ばれます。選択肢のホール効果は電流の流れる導体に磁場をかけたときに電流と磁場の両方に垂直な向きに電圧が生じる現象、ゼーマン効果は磁場の中に置かれた原子が出す光のスペクトル線が複数に分裂する現象、ジュール効果は電流が流れる導体で電気抵抗によって熱が発生する現象で、いずれも物体が動くことで波の周波数がずれるドップラー効果とは原因も起こり方もまったく異なります。同じ仕組みは音だけでなく光にも当てはまり、天体からの光が赤や青にどれだけずれているかを調べることで、天体が地球から遠ざかっているか近づいているかを知る手がかりとしても使われています。
出典: ドップラー効果 (VLBI用語集) - 宇宙科学研究所(JAXA/ISAS)
情報確認日: 2026年7月26日