科学
かんたん
化学式 NaOH で表される物質の日本語名として一般的なのはどれでしょう?
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解説
化学式で表されるこの物質は水酸化ナトリウムです。別名は苛性ソーダやソーダライと呼ばれる強塩基性の化合物で、空気中の湿気を吸って溶けていく潮解性があり、皮膚や眼を傷める強い腐食性を持つため取り扱いには注意が必要です。化学繊維や紙・パルプの製造、医薬品や農薬、染料中間体の製造、うま味調味料の原料になるグルタミン酸ソーダの製造、食品製造など幅広い工業分野で使われています。炭酸ナトリウムはソーダ灰とも呼ばれる別のナトリウム化合物で、ガラスや洗剤の原料に使われますが、水溶液の塩基性はこの物質ほど強くありません。塩化ナトリウムはふだん口にする食塩そのもので、水溶液は中性を示し、強いアルカリ性を持つこの物質とは性質が正反対です。硝酸ナトリウムは肥料や火薬の原料になる硝酸塩で、同じナトリウム化合物でも塩基性を示す性質はありません。苛性ソーダという通称や、空気中の水分で溶けてしまう潮解性、皮膚を傷める強い腐食性は、この物質に特有の性質です。
出典: 職場のあんぜんサイト(厚生労働省)化学物質:水酸化ナトリウム
情報確認日: 2026年7月27日
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