科学
かんたん
細胞内でタンパク質合成の主な場となる構造はどれでしょう?
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解説
タンパク質合成の場となる細胞内構造はリボソームです。リボソームはRNAとタンパク質からできた粒状の構造で、メッセンジャーRNAの塩基配列を読み取りながらその遺伝暗号を翻訳し、対応するアミノ酸を1つずつつなげて鎖状のポリペプチドを作り、それが折りたたまれてタンパク質になります。リソソームは加水分解酵素を詰め込んだ袋状の構造で、不要になった物質や取り込んだ異物を分解する働きを担い、名前は似ていてもリボソームとは合成と分解で正反対の役割を持ちます。中心体は細胞分裂の際に紡錘体を組み立てる起点となる構造で、ゴルジ体は作られたタンパク質を修飾し小胞に包んで運び出す仕分け役であり、どちらもタンパク質を新しく作り出す場ではありません。リボソームは2つのサブユニットが組み合わさってメッセンジャーRNAを挟み込みながら働き、翻訳が完了するとまた分解してばらばらになる点も特徴です。
出典: Ribosome - Talking Glossary of Genomic and Genetic Terms (NHGRI)
情報確認日: 2026年7月31日