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酸性・アルカリ性を表すpHで、1変わると水素イオン濃度は何倍変化するでしょう?
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解説
pHは水素イオン濃度の逆数を常用対数(10を底とする対数)で表した数値として定義されます。常用対数は10を底とするため、この定義どおりpHの値が1違うと水素イオン濃度はちょうど10倍、あるいは10分の1に変わります。たとえばpH3の液体はpH4の液体より水素イオン濃度が10倍高く、酸性が強い状態です。誤答の2倍は対数の底を2と取り違えた数字で、常用対数の底である10とは合いません。5倍もこの定義の計算からは出てこない中途半端な値です。100倍はpHが2違ったとき(10の2乗)の倍率にあたり、1違ったときの倍率と混同しやすい数字ですが、設問が問うのはpHが1変わった場合の倍率です。このような対数の尺度は地震のマグニチュードのように、見かけの数字の差より実際の量の差がはるかに大きくなる点が特徴です。
出典: pH - ATOMICA -(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)
情報確認日: 2026年7月31日