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糖蜜、英語でモラセスは、砂糖の製造工程で生じるどのようなものとして知られる?
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解説
モラセス、つまり糖蜜は、さとうきびなどの搾り汁を煮詰めて結晶化させたあと、遠心分離機で砂糖の結晶と分け取られる濃い色のシロップです。国内の分蜜糖工場では、蔗汁を加熱濃縮して種砂糖を核に結晶を育て、遠心分離機で4分ほど回転させて結晶と糖蜜を分離しており、逆にこの分離をせず糖蜜ごと固めれば黒糖(含蜜糖)になります。糖蜜にはブドウ糖や果糖が多く残り、肥料や飼料、食酢、燃料エタノールなどの原料にも使われる液体です。乾燥した茶葉は製茶で葉を乾燥させた固形物、固めた小麦粉は小麦を挽いて固めた粉の塊で、いずれも砂糖の結晶化や遠心分離とは無縁の食品です。発泡した乳製品も乳を泡立てて作るもので、遠心分離で搾り汁から取り出される糖蜜のような液状の副産物とは成り立ちが異なります。
出典: お砂糖豆知識[2007年12月](独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター)農畜産業振興機構
情報確認日: 2026年7月26日