科学
かんたん
雷が光ってから少し遅れて音が聞こえる主な理由として正しいものはどれでしょうか?
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解説
雷が光ってから音が聞こえるまでに間があるのは、音の速さが光の速さよりずっと遅いためです。光は1秒間に地球を7周半するほどの速さで進むため雷が発生した瞬間にほぼ届きますが、音は秒速350メートルほどでしか伝わらないため、光ってから20秒後に聞こえたなら7000メートル(7キロメートル)ほど離れた場所で雷が発生したことになります。光の進み方自体は大気中でもほぼまっすぐ高速に届くので「光が空で曲がるから」遅れて聞こえるわけではありません。雷雲が音をいったんためてから放つような仕組みもなく、音は雷が発生した瞬間から空気中を伝わり始めるので「雷雲が音をためるから」も誤りです。さらに耳は音を感じ取る器官であって光を感じ取ることはできないため、「耳が光を先に感じるから」という説明も成り立ちません。光と音の速さの差を利用すれば、稲光から雷鳴までの秒数を数えるだけで雷までのおおよその距離を見積もることができ、避難の判断にも役立ちます。
出典: 仙台管区気象台 雷から身をまもる
情報確認日: 2026年7月27日