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ゼラチンの原料として、動物由来の成分はどれ?
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解説
コラーゲンは動物の真皮や軟骨、骨、筋肉に存在する不溶性のたんぱく質で、加熱すると三つ編み状の三重らせん構造がほどけて水に溶けるゼラチンに変わることが調理科学の研究で示されています。カフェインはコーヒーや茶葉に含まれる覚醒作用のある成分でゼラチンの原料とは無関係であり、デンプン質はとろみをつける片栗粉などに使われる植物由来の炭水化物でコラーゲンのような動物性たんぱく質とは別物です。乳酸菌のみという説明も誤りで、乳酸菌はヨーグルトなどの発酵に関わる微生物であり、ゼラチンは菌の働きではなく熱によるたんぱく質の変性で作られます。ゼラチンを酵素でさらに分解したものはコラーゲンペプチドと呼ばれ、健康食品として流通するコラーゲンの多くはこの加水分解物にあたるため、原料であるコラーゲンそのものとは区別されています。
出典: 重村泰毅ほか「コラーゲンペプチド摂取による効果と効果的な摂取方法について」日本調理科学会誌 Vol.54 No.3 (2021)
情報確認日: 2026年7月25日