科学
難しい
レーザーという言葉は、もともと何を表す英語表現の頭文字から作られた略語?
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解説
レーザーという略語は、電波を対象とするメーザー(誘導放出による電波の増幅)の原理を光の領域まで広げられることを、タウンズとショーローが1958年の共同研究で示したことから生まれた言葉で、光を誘導放出によって増幅するという意味の英語表現の頭文字をつなげたものです。低温保存に関する表現や液体分離に関する表現は、誘導放出という増幅の仕組みそのものとは無関係な内容で、頭文字の由来にそうした意味は含まれていません。金属加工だけの表現という説明も誤りで、レーザーは実際には金属の切断や溶接だけでなく、医療や通信、測量、バーコードの読み取りなど幅広い分野で利用されており、名称自体は特定の用途ではなく光を増幅する仕組みを指す言葉です。電波版であるメーザーは1954年にタウンズらの手で実現しており、その光版として1960年に初めての装置が作られた技術という成り立ちも、この略語に固有の背景です。
出典: Optica (旧・米国光学会) — Charles Hard Townes 略歴
情報確認日: 2026年7月26日