動物
難しい
ヒトデが管足を動かす仕組みとして中心的な役割を果たす、棘皮動物特有の系は何でしょうか?
💡 選択肢を選ぶと正解と解説が表示されます。ランダム10問プレイに進むとスコア・ランキングに記録されます。
解説
ヒトデの管足を動かしているのは、棘皮動物に特有の水管系です。体外の海水を、体表に開いた多孔板と呼ばれる部分から体内に取り込み、管でつながった管足へ送り込むことで、水圧の変化によって管足を伸ばしたり縮めたりし、移動や獲物への吸着を可能にしています。気管系は昆虫などが空気を体内に取り込んで呼吸するための管の集まりで、運ぶものが海水ではなく気体である点でヒトデの水管系とは仕組みが異なります。リンパ系は血管系をもつ脊椎動物が体液の一部を回収するための系であり、そもそも血液の代わりに海水で体液を循環させるヒトデにはあてはまりません。側線系は魚類が水の振動や流れを感じ取る感覚器官で、管足を動かす運動のための水管系とは役割がまったく別です。棘皮動物は五放射相称の体をもつことで知られますが、水管系を使って管足を動かすこの仕組みは、ウニやナマコ、クモヒトデにも共通する棘皮動物ならではの特徴です。
情報確認日: 2026年7月31日