動物
かんたん
セミの多くの種類で、成虫になる前の幼虫期間は主にどこで過ごすでしょうか?
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解説
セミの幼虫は卵からかえると土の中にもぐり、植物の根から道管液を吸って栄養を得ながら数年をかけて育ちます。幼虫期間は7年と決まっているわけではなく2、3年のものから7、8年前後のものまで種によって幅があり、道管液はほとんどが水分で栄養分がごくわずかしかないため、成長に長い時間がかかります。樹木の葉の裏は成虫が鳴いたり羽化の抜け殻が見つかったりする場所であって、幼虫が何年も過ごす場所ではありません。池の底の泥の中や川の流れの中はトンボやカゲロウなど水中で育つ昆虫の幼虫の生息場所であり、植物の根の汁を吸って育つセミの幼虫とは生活場所も食べ物もまったく異なります。セミの幼虫が地上に出るのは羽化のときだけで、それまでの長い年月を地中で過ごす点がこの昆虫の生活史の大きな特徴です。
出典: 産業技術総合研究所「セミはなぜ何年も土の中で過ごすのか?」昆虫の特殊な進化の裏に潜む秘密
情報確認日: 2026年7月26日