歴史
難しい
北海道と北東北の縄文遺跡群が世界的に注目される、暮らし方の特徴は何でしょうか?
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解説
縄文遺跡群の価値の中心は、農耕に頼らないまま定住した暮らしが1万年ほど続いた点にあります。世界の多くの地域では、定住は農耕の開始とともに始まりました。ところが縄文の人々は狩猟や漁労、木の実の採集を組み合わせることで、移動せずに同じ場所に住み続ける生活を成り立たせています。水田による稲作が広まるのは次の弥生時代のことで、縄文の暮らしとは異なります。金属器も同じく後の時代に入ってきたもので、縄文時代の道具は石や骨、木が中心でした。文字による記録も残していません。三内丸山遺跡のような大規模な集落や、環状列石に見られる祭りの跡からは、定住が生んだ複雑な精神文化のありようが読み取れます。遺跡群は津軽海峡をはさんで北海道と北東北の各地に点在しており、それらがまとまってひとつの資産として登録されました。
出典: UNESCO World Heritage Centre
情報確認日: 2026年9月4日