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バニラの香りのもとになる植物は、どの仲間に分類されるでしょうか?
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解説
天然バニラの原料となる植物は、支柱に絡みついて育つつる性のラン科植物で、地面に根を張ることも着生することもできる半着生の性質を持ち、白や黄色、ピンク色のベル型の花を咲かせたあとにさやの実をつけ、これが香料の原料となるバニラビーンズになります。マツ科の針葉樹は球果をつけ、針状の葉を持つ直立した樹木として育つため、支柱を必要とするつる性のバニラとは生育の形そのものが異なります。サボテン科の多肉植物は乾燥地に適応し、水分を蓄える肉厚な茎を持ちますが、バニラは湿度の高い熱帯で育ち、水を蓄える多肉質の茎は持ちません。イネ科の穀物は穂状に地味な花をつけて実を結びますが、バニラはラン特有の左右対称で目立つ花を咲かせる点で構造が根本的に違います。バニラの花は一日しか咲かず、自然のままでは受粉しにくいため、栽培では人の手で受粉させる必要があり、この手間の多さが天然バニラを高価な香料にしている理由になっています。
出典: フロリダ大学IFAS拡張部門 Gardening Solutions「Vanilla」
情報確認日: 2026年7月25日