歴史
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教育勅語が発布された年として正しいものはどれでしょう?
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解説
教育勅語(正式名称は教育ニ関スル勅語)が発布されたのは1890年(明治23年)10月30日で、国民教育の根本理念を示すため天皇から下されました。起草には井上毅や元田永孚が関わり、父母ニ孝ニ、兄弟ニ友ニなど具体的な徳目を掲げ、国体の精華に基づく忠孝の実践を国民に求める内容でした。1873年は徴兵令や地租改正が行われた年で教育勅語より17年早く、1881年は国会開設の勅諭が出された年、1905年はポーツマス条約で日露戦争が終結した年であり、いずれも教育勅語の発布とは別の出来事です。教育勅語は同じ明治23年に迫っていた第一回帝国議会の開会を前に文部大臣芳川顕正へ下されたもので、大日本帝国憲法発布の翌年という近代国家体制が整えられていく流れの中に位置づけられます。
出典: 明治23年(1890)10月|教育に関する勅語が発せられる(国立公文書館)
情報確認日: 2026年7月31日