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カモノハシのくちばしに備わる、獲物の発する微弱な電気信号を感じ取る能力は何でしょう?
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解説
カモノハシは獲物を探すとき水中で目と耳、鼻孔を閉じてしまい、くちばしに並ぶ受容器で獲物の筋肉が動くたびに生じる微弱な電気信号を感知しており、この能力が電気受容です。反響定位はコウモリやイルカが自ら音波を発してその反射で対象の位置をとらえる仕組みで、カモノハシは音波を出しておらず当てはまりません。偏光視は光の振動方向のかたよりを感じ取る能力でハチなど一部の昆虫の目に見られるもので、電気信号を感じるくちばしの仕組みとは別物です。赤外線感知は熱を感じ取る仕組みでマムシの仲間などピットバイパーに見られますが、カモノハシのくちばしが検知しているのは熱ではなく電気信号です。カモノハシは卵を産む哺乳類という珍しい特徴を持ち、視覚や聴覚をほとんど使わずくちばし1つの電気受容だけで水中の獲物を探し当てる点は、他の哺乳類にはあまり見られない適応です。
出典: Platypus | Australian Museum
情報確認日: 2026年7月31日