動物
かんたん
トンボが空中で素早く獲物や仲間を見分けるのに役立つ、大きく発達した目の種類は何でしょうか?
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解説
トンボの大きく発達した目は複眼で、個眼と呼ばれる微小なレンズが約2万個以上集まり、ほぼ360度をカバーする広い視野を作り出しています。これによって背後から迫る天敵の攻撃をかわしたり、草むらの中にいる獲物のわずかな動きをとらえたりできます。単眼のみでは光の強弱を感じる程度の働きしかなく、空中で獲物や仲間の姿を見分けられるだけの解像力や視野は得られないため誤りです。側眼や赤外眼はトンボの視覚器官として存在が確認された名称ではなく、実際の構造とは無関係です。多数の個眼が球面状に並んで死角のない視野を作る仕組みはトンボに特徴的なもので、この個眼表面には曇りを防ぐナノ構造もあり、産業技術総合研究所はこの複眼を型として金型を作製し、防曇性を備えた広角レンズの開発に応用する研究を進めています。
情報確認日: 2026年7月31日