サットン・フーで特に有名な考古学上の発見として正しいものはどれ?
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解説
サットン・フーは、1939年にアマチュア考古学者バジル・ブラウンがイングランド東部サフォークで発見した、アングロサクソン時代の船葬跡で最も有名です。サットン・フーでは全長27メートルの船を土中に埋めて墓とした跡が見つかり、船材そのものは腐って消えていましたが、船の形の痕跡と、兜や剣、ビザンツ帝国から届いた銀器、スリランカ産ガーネットを使った金の装身具などを収めた埋葬室が残っていました。誤答にある石造ピラミッドは石を積んだ建造物ですが、サットン・フーは木造の船を土の墳丘に埋めた墓であり材質も構造も異なります。円形劇場は娯楽や公開行事のための石造施設ですが、サットン・フーは古代ローマが撤退した後の7世紀初頭、王侯とみられる人物のための埋葬地であり、出土した銀器がローマとのつながりを示す点はあっても劇場の遺構ではありません。恐竜の全身骨格は化石として発掘される古生物学の対象であり、人が作った副葬品や船の痕跡が中心のサットン・フーとは分野そのものが異なります。酸性の土壌で遺体は残っていませんでしたが、土からリン酸塩が検出されたことで人が埋葬されていたことが裏付けられ、剣の摩耗痕から埋葬者が左利きだった可能性まで読み取られており、物から歴史を復元する考古学の到達点として知られています。
出典: The Anglo-Saxon ship burial at Sutton Hoo | British Museum
情報確認日: 2026年7月25日