地理
難しい
クロアチアのプリトヴィツェ湖群で、階段状に連なる湖を生み出しているのは何でしょうか?
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解説
プリトヴィツェの湖は、水に溶けていた石灰分が積もってできた石灰華の堤によって仕切られています。石灰岩の地層を流れてきた水が、コケや藻の表面で石灰分を少しずつ沈殿させ、それが自然のダムとなって水をせき止め、階段状の湖と滝の連なりを作りました。この堤はいまも成長を続けています。氷河が削った窪地にできた湖は北欧やアルプスに多く見られますが、堤で仕切られた段々の形にはなりません。断層の段差でできた湖もありますが、ここでは主因ではありません。人が築いたダムでもなく、すべて自然の作用です。生き物の働きが地形を作っているため、水質が変わると堤の成長が止まってしまう繊細な仕組みでもあります。上流の湖と下流の湖では水の色が違って見えることがあり、これは水深と堤の高さ、そして水中に含まれる石灰分の量の違いによるものです。
出典: UNESCO World Heritage Centre
情報確認日: 2026年9月4日