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ユネスコ世界遺産メテオラで、奇岩の上に修道院群がある国はどれ?
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解説
メテオラはギリシャ中部テッサリア地方に広がる砂岩の奇岩群で、11世紀頃から隠修士がそそり立つ岩塔に住み着き、14世紀のテッサリア地方の政治的混乱を機に岩の頂上へ修道院が次々と築かれ、15世紀までに24の修道院が完成しました。トルコはビザンティン帝国やオスマン帝国ゆかりの地域が多いものの、メテオラの所在地はテッサリアでありトルコ領内ではありません。ブルガリアとクロアチアもギリシャと同じバルカン半島にありますが、高さ400メートルを超えるこの砂岩の奇岩地帯とその上の修道院群はギリシャ国内にしかなく、両国には存在しません。メテオラという名前はギリシャ語で宙に浮くという意味を持ち、ヴァルラアム修道院がそびえる373メートルの断崖では、かつて巡礼者が網に乗せられて引き上げられていました。この岩塔群は約6000万年前の三角州堆積物が地震や風雨で削られてできた地形で、自然の造形と信仰の営みが重なる複合遺産としてギリシャを象徴する場所になっています。
出典: UNESCO World Heritage Centre - Meteora
情報確認日: 2026年7月25日