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ふつう
日本語の「母音」が表すものとして、最も近い説明はどれでしょうか?
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解説
母音は、たとえば「た」を発音するときの子音のように唇や歯や舌を使って口の中の空気の流れをふさぐ調音点を作る子音とは異なり、そうした大きな妨げを口の中に作らずに声を出す音です。誤答の「息を大きく止めて作る音」は、「た」や「ぱ」のような破裂音が唇や舌でいったん息をせき止めてから放出する仕組みに近く、母音にはこの息止めの段階がありません。「必ず唇を閉じて出す音」はパ行・バ行・マ行のように唇を閉じて調音点を作る子音の説明であり、母音の「う」のように唇を丸めることはあっても、唇を閉じて空気を止めることはありません。「鼻だけから出す音」はナ行・マ行のような鼻音、つまり息を鼻に抜いて出す子音の特徴で、母音は基本的に口から音が出ます。日本語は「あ・い・う・え・お」の5つの母音が五十音表の各行を貫く軸になっており、子音とこの5母音の組み合わせだけでほぼすべての音節が作られる点が、子音だけでも音節を作れる言語との大きな違いになっています。
出典: 国立国語研究所 ことば研究館「早口言葉はなぜ難しいのですか」
情報確認日: 2026年7月27日