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四字熟語「一期一会」が表す考え方として、最も近いものはどれでしょうか?
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解説
一期一会は、幕末の大老・井伊直弼が著した茶書「茶湯一会集」に由来する語で、茶の湯における交わりは一生に一度の会と思って心を尽くし、客を送り出した後もひとり静かにその時を振り返るべきだという主客のあり方を説いています。これは同じ相手と何度会う機会があっても、その場そのときの出会いは二度と同じ形では巡ってこないという考え方に基づくもので、正解は一度きりの出会いを大切にするという意味になります。「同じ機会は何度でも再現できる」はこの考え方とは正反対で、一期一会はむしろ再現できないからこそ心を尽くすべきだと説く語です。「一生に一度しか旅に出ない」は「一期」を人の一生と捉える点は誤りではありませんが、旅の回数の話にすり替えており、茶会などでの人との出会いを大切にするという本来の趣旨とは異なります。「一つの道具を一会で使い捨てる」も、「一会」を道具の使用回数と結びつけている点が誤りで、本来「一会」は人と人が集う茶会そのものを指す語です。
情報確認日: 2026年7月26日