現代日本語の新聞語彙で、和語・外来語と並ぶ大きな柱となる漢語の特徴として最も適切なのはどれ?
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解説
漢語とは、日本語の語彙のうち主に漢字の音読み(字音)を用いて構成される語を指します。中国から入ってきたことばは音読みで読まれるため、音読みの熟語は漢語、訓読みの熟語は和語と区別されており、この点で「必ず訓読みだけで読まれる語」という説明は和語の特徴であって漢語には当てはまりません。また漢語は中国から輸入された語に限らず、たとえば「火事」はもとの和語「ひのこと」を漢字表記して音読みしたものであり、「新聞」も西洋の文物を訳すために日本で作られた語ですが、いずれも音読みされる漢語として扱われます。これらは日本語の文法の中で使われる日本語の単語であって、中国語の文法をそのまま用いているわけではないため、「中国語の文法をそのまま使う語」という説明も誤りです。さらに、西洋語をカタカナで表記した語彙は外来語と呼ばれ、音読みで構成される漢語とは別の語種として扱われるため、「外国語をカタカナ化した語彙」も漢語の説明にはなりません。火事や新聞のような和製漢語の存在は、漢語が中国由来かどうかではなく音読みという読み方によって分類される語彙層であることを示す、漢語に特有の特徴です。
出典: 「漢語」と「和語」は、どのように識別したら良いのでしょうか?(漢字文化資料館)
情報確認日: 2026年7月26日