言語
難しい
日本語文法で、「書かれる」「見られる」の「れる・られる」が表す用法に含まれないものはどれでしょうか?
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解説
「れる・られる」は可能のほかに受け身、尊敬、自発の意味を担う助動詞であり、時制を表す働きはこの中に含まれません。日本語で過去などの時制を示すのは主に「た」であり、動詞に付いて完了や過去を表す体系は「れる・られる」とは別の助動詞が担います。誤答の受け身、可能、自発はいずれも「れる・られる」が実際に持つ意味です。たとえば「人に信頼される」は他から動作を受ける受け身、「行ける」のように動作が実現できることを表すのが可能、「思い出される」のように意識しなくても自然にそうなるのが自発にあたります。なお、一段活用の動詞では可能の意味だけを「見れる」のように「ら」を抜いて区別する言い方が広まりましたが、これは一つの助動詞に複数の意味が同居する紛らわしさを解消しようとした結果と考えられています。
出典: 「見れる・見られる」「来れる・来られる」のように複数の言い方があるのはなぜですか - ことば研究館 | 国立国語研究所
情報確認日: 2026年7月26日