歴史
かんたん
奈良の東大寺大仏の材質として最も適切なのはどれ?
💡 選択肢を選ぶと正解と解説が表示されます。ランダム10問プレイに進むとスコア・ランキングに記録されます。
解説
東大寺の記録には大仏が「金銅盧舎那仏坐像」と記され、頭部の螺髪966個を鋳造するために生銅9324斤12両を用いたとあることから、大仏は銅を主原料とする合金を溶かして鋳型に流し込む青銅製の鋳造仏であることがわかります。木造は誤りで、大仏は木材で骨組みを作った後にその周囲へ粘土の鋳型を8段階に分けて重ね、内部に金属を流し込んで成形しており、木そのものを彫刻して仕上げる木造仏とは工程が異なります。乾漆造も誤りで、乾漆造は木や粘土の芯に麻布を漆で貼り重ねて像の表面を形づくる奈良時代の技法ですが、大仏の記録に残るのは麻布ではなく銅の分量であり、この技法は用いられていません。石造も誤りで、大仏は石を削り出したものではなく、溶かした金属を型に流し込んで一体ずつ鋳込んでいく鋳造によって作られています。全身は完成後に金が塗られて金銅仏として仕上げられており、奈良時代の国家事業として鋳造技術の粋を集めた点が、この大仏に固有の特色です。
出典: 東大寺 よくある質問
情報確認日: 2026年7月31日
#東大寺
#奈良の大仏
#青銅