歴史
ふつう
平安京の都市計画が強く影響を受けた中国の都として一般に挙げられるのはどこでしょうか?
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解説
平安京は794年の遷都にあたり、唐の都だった長安城を手本として、大路小路が碁盤の目状に交わる条坊制や、都の中心を貫く朱雀大路の配置などが取り入れられました。洛陽もまったく無縁の地名ではなく、平安京は長安城になぞらえた右京と洛陽城になぞらえた左京から成っていて、低湿地で条件の悪かった右京が早くに衰えた一方で左京だけが人口を集めて発展したため、のちに洛陽の名が京都全体の代名詞となり、今も使う「洛中」「上洛」という言葉の由来になっています。つまり洛陽は都市計画の手本というより、衰退後に生き残った左京の呼び名として定着したものです。開封は唐よりあとの北宋の都、南京は明の建国時などに都が置かれた都市で、いずれも平安京が造られた8世紀末の唐の都ではないため、条坊制のモデルとして挙げられることはありません。京都の町が今も碁盤の目状の街路を保っているのは、この長安を手本にした条坊制の名残です。
出典: 京都市上京区役所 上京区の成立
情報確認日: 2026年7月26日