歴史
ふつう
広島の原爆ドームが世界遺産として伝えているのは、どのような事実でしょうか?
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解説
原爆ドームは、1945年8月6日に最初の原子爆弾が炸裂した一帯で、唯一倒壊せずに残った建物です。爆風がほぼ真上から加わったため壁が横倒しにならず、鉄骨のドームだけが骨組みを残す形になりました。日本で最初の洋風建築ではなく、明治期にはすでに各地に洋風の建物が建っています。戦前の広島でいちばん高い建物だったという記録もありません。そして建て直されてはいません。この建物の価値は、被爆した直後の姿をそのまま保存し続けている点にあります。時間がたてば風化して崩れるため、市民の働きかけで保存が決まり、その後も定期的に構造を補強しながら形を保っています。復元でも再建でもなく、壊れた状態を壊れたまま維持するという、世界遺産としては例の少ない扱いを受けている建物です。
出典: UNESCO World Heritage Centre
情報確認日: 2026年9月4日