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フレスコ画の技法の特徴として正しいものはどれ?
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解説
フレスコ画は、石灰に骨材を混ぜた漆喰を壁に塗り、乾いて硬まる前の湿った状態のうちに水で溶いた顔料を塗り込む技法です。漆喰に含まれる水酸化カルシウムが空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムに変わる際に顔料を層の内部に取り込むため、乾燥後は顔料が壁そのものと一体化して剥がれにくくなります。この炭酸化反応には湿った漆喰と空気中の二酸化炭素が欠かせないため、氷の上だけに描いても水分は凍るだけで漆喰との反応が進まず、顔料は定着しません。金属板を燃やして描く方法は熱で顔料を焼き付ける仕組みであり、漆喰の化学反応を利用するフレスコ画とは原理が別物です。紙を水に沈めて描く方法も、支持体が石灰の壁ではなく紙である以上、炭酸カルシウムによる定着は起こらずフレスコ画にはなりません。仕上げに使う最終層はイントナコと呼ばれ、乾く前に描き終えられる範囲だけを毎日区切って作業を進める点も、この技法に特有の制約です。
情報確認日: 2026年7月26日
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