地理
ふつう
フィヨルドとは、一般にどのような働きで削られた谷に海水が入り込んだ地形を指す?
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解説
フィヨルドは、氷河が谷底を幅広くえぐりながら流れ下り、急な崖に囲まれた谷底の平らな谷をつくったのち、氷河が後退して谷底が海面より低い位置に残り、そこへ海水が入り込んでできた地形です。谷を刻んだのは氷そのものの侵食であって、風だけで積もった砂丘のように風が砂を堆積させてできる地形とは成り立ち方が逆であり、火山灰だけの平原のように火山の噴出物が積もってできる平原とも無関係です。また人が水路として掘った人工的な運河とも違い、氷期に自然に形成された谷が起源です。川がつくる谷は谷底が細く尖った形になりますが、氷河は谷全体を広く削るため谷底が平らで壁が切り立った谷になり、これが海に沈むことで独特の細長い入り江になる点がフィヨルドに固有の特徴です。
出典: U-Shaped Valleys, Fjords, and Hanging Valleys(米国国立公園局)
情報確認日: 2026年7月26日