地理
ふつう
イタリア北部のドロミーティ山群の岩壁が、世界的に際立っているのはどんな点でしょうか?
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解説
ドロミーティの岩壁は垂直に切り立ち、淡い色をしていることで知られます。朝夕の光を受けると壁面が赤みを帯びて見え、この現象は各地で語り継がれてきました。名前のもとになったドロマイトという岩石が、この明るい色合いを生んでいます。一年中氷に覆われているわけではなく、氷河はごく限られた場所にしか残っていません。黒い溶岩でできた山ではなく、もとは浅い海に積もったサンゴ礁などが地層になったものが隆起した地形です。砂丘のように動くこともありません。塔や尖峰、切り立った壁が連なる独特の造形が広い範囲で見られ、その景観の美しさそのものが登録の理由になっています。岩肌には海の生き物の化石が含まれており、いま見上げる高い峰が、かつて浅い海の底だったことを物語っています。
出典: UNESCO World Heritage Centre
情報確認日: 2026年9月4日