文化・芸術
ふつう
お正月の鏡餅の上にのせることが多い果実として、伝統的によく知られるものはどれでしょうか?
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解説
鏡餅の上にのせる果実として伝統的によく知られているのは橙です。橙は「だいだい」と読み、鏡餅に飾る果物としては「代々、家が繁栄するように」という語呂合わせで選ばれています。誤答の柿は、和歌山県かつらぎ町など一部地域で串柿として鏡餅に添えられることがありますが、これは三種の神器の剣を表す地域独自の飾りで、全国的に鏡餅の果実として知られているのはあくまで橙です。桃は、ひな祭りの菱餅やひなあられで緑、白と並んで使われる桃色にあたり、「魔除け」を意味する色として登場する果実で、正月の鏡餅とは結び付きません。梨は正月飾りに用いる言い伝えが特になく、鏡餅の上に飾る習慣もありません。丸い餅を二段に重ねた鏡餅自体、三種の神器の鏡を模した年神様の依り代とされており、その上に載る橙の語呂合わせも合わせて、正月飾り全体に縁起を込める工夫がなされています。
出典: 季節と餅:農林水産省
情報確認日: 2026年7月26日