アボカドは料理では野菜のように使われることも多いが、植物学的には何に分類される?
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解説
果実とは花のめしべの子房が成熟したもので、外側の皮にあたる外果皮、果肉にあたる中果皮、種子を包む内果皮の三層からできており、アボカドは中果皮が厚く油分に富み、内果皮が薄く柔らかいため、桃のように硬い核をもつ核果ではなく果肉全体が柔らかい漿果に分類される果実です。根菜は大根や人参のように土の中で肥大した根やイモを食べる野菜ですが、アボカドは地下の根ではなく枝先にできる実そのものを食べるため根菜には当たりません。海藻は海中で育つ藻類ですが、アボカドは陸上の樹木になる種子植物の実であり、育つ環境も生物としての分類もまったく異なります。穀物は稲や小麦のように乾燥した種子を主食として食べるものですが、アボカドは種子ではなく脂肪分の多い柔らかな果肉を生のまま食べる点で穀物とは組織も食べ方も違います。種子が大きく一見すると桃のような核があるように見えても、その周りの内果皮が硬く木質化しないためドルーペ(核果)には分類されず漿果とされる、という判定基準が、アボカドを漿果に分類する決め手になっています。
出典: What Kind of Fruit is the Avocado? (UC Riverside Avocado Variety Collection)
情報確認日: 2026年7月26日