文化・芸術
かんたん
わび茶の大成者として特に知られ、日本の茶の湯文化に大きな影響を与えた人物は誰でしょうか?
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解説
わび茶の大成者として知られるのは千利休です。1521年に生まれ1591年に没した千利休を描いた肖像画には、大徳寺の古渓宗陳が1583年(天正11年)に記した賛があり、その内容から利休が同じ年の7月に大坂城で開かれた最初の茶会に出仕するほど重んじられていたことが分かります。号の「利休」は一般に1585年(天正13年)の禁中茶会で勅許されたと伝えられており、一介の茶人にとどまらず朝廷からも名を認められる存在だったことがうかがえます。誤答のうち村田珠光はわび茶の始祖とされる人物で利休よりおよそ1世紀前の時代に活動しており、古田織部と小堀遠州はいずれも利休より後の世代の茶人で、織部は利休の弟子として独自の茶風を築き、遠州はさらにその後を継いで「きれいさび」と呼ばれる作風を確立した人物であり、いずれもわび茶そのものを大成させた本人ではありません。堺の商人でありながら茶の湯を通じて天下人に重用され、最後は秀吉の命で切腹するという劇的な生涯を送ったことも、千利休だけに当てはまる経歴です。
情報確認日: 2026年7月26日