言語
難しい
次のうち、言語学で、文の語順や構造を扱う分野は一般に何と呼ばれる?
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解説
統語論は文中の語順や句・節・文の組み立てのしかたを扱う言語学の分野で、英語の主語-動詞-目的語という語順に対しアラビア語は動詞-主語-目的語、日本語は主語-目的語-動詞というように言語ごとに語順の型が異なる点を扱います。音韻論は語の意味ではなく音の体系を研究する分野で、語順や文の組み立ては対象にしないため統語論とは領域が別です。書誌学は本の成立や書誌情報を調べる学問で、そもそも言語の構造ではなく本という物を扱うため語順の研究とは無関係です。方言地理学は同じ語や言い回しが地域によってどう分布しているかを調べる分野で、語順の規則そのものを分析する統語論とは目的が異なります。ノーム・チョムスキーが示した「無色の緑の観念が猛烈に眠る」という文は、意味は成り立たなくても語順としては英語の文法に沿っているため、統語論が語の意味ではなく並び方を対象にすることを示す例として知られています。