宇宙
難しい
日の出前や日没後の暗い空に、黄道に沿って淡く見える「黄道光」の主な原因は何でしょうか?
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解説
黄道光は、太陽系内に漂う直径1ミリメートルに満たない惑星間塵が太陽光を散乱することで、太陽系全体がほのかに光って見える現象です。惑星間塵は彗星がまき散らした物質や小惑星同士の衝突で生じた破片で、地球には毎日100トン以上が降り注いでいます。探査機の光学カメラでも黄道光そのものを観測し、暗い夜空の明るさを測ることで塵の分布を調べる試みが進められています。オーロラは地球の大気中で太陽風の粒子が高緯度の空を光らせる現象で、太陽系全体に広がる塵の散乱とは規模も仕組みも別物です。銀河中心の光は天の川銀河の恒星が密集する方向から届くもので、太陽系内だけで起きる黄道光とは由来が異なります。月には裏側という区別があっても、地球から見えない面の反射光が夜空全体を淡く照らすことはありません。日没後の西の空や日の出前の東の空で、黄道に沿って柱状に淡く伸びる光として観測されます。
出典: 「はやぶさ2」の光学カメラで惑星間塵の謎に迫る(はやぶさ2拡張ミッション トピックス、宇宙航空研究開発機構)
情報確認日: 2026年7月31日