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雑学クイズ
宇宙 難しい

月は常にほぼ同じ面を地球へ向けていますが、秤動のため長期的には全体の何%程度まで見えるでしょうか?

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正解

D)約59%

解説

月は自転と公転の周期がほぼ一致する潮汐固定によって同じ面を地球に向けていますが、瞬間的に見えているのは常に表面のちょうど半分です。公転軌道が完全な円ではなく速度が変化することで生じる経度方向の秤動、自転軸が公転面に対しておよそ6.5度傾いていることで生じる緯度方向の秤動、さらに地球の直径分だけ観測者の位置がずれることで生じる日周秤動が重なり合い、長期間観測を続けると表面の59パーセントまで見ることができます。50パーセントは秤動を考慮せずに任意の瞬間だけを切り取った場合の値であり、常時見えている割合としては正しくても、秤動によって縁の部分がわずかに追加で見える長期的な最大値としては小さすぎます。75パーセントや90パーセントは、秤動による経度方向の振れ幅が最大でも7度から8度程度、緯度方向が6.5度程度にとどまることから導かれる実際の観測可能率を大きく超えており、根拠となる数値がありません。月の裏側という呼び方は永久に見えない領域を指す言葉ではなく地球から直接観測できない部分を指すにすぎず、秤動によって見える範囲がわずかに変化する点は潮汐固定された月ならではの現象です。

出典: Stargazers: Moon Libration (NASA Goddard Space Flight Center)

情報確認日: 2026年7月25日

#月 #天文学 #潮汐固定 #秤動
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