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ユネスコ世界遺産ペトラは、岩を削った建築で知られるどの国の遺跡?
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解説
ペトラは紅海と死海のあいだ、現在のヨルダン王国南部にある遺跡で、先史時代から人が住み、ナバテア人が岩壁を削って築いた隊商都市です。ヘレニズムからローマ時代にかけてアラビアの乳香や中国の絹、インドの香辛料を運ぶ隊商の中継地となり、アラビア、エジプト、シリア・フェニキアを結ぶ交差点として栄えました。選択肢のトルコ共和国、ギリシャ共和国、モロッコ王国はこの紅海と死海に挟まれた立地やナバテア人の交易網とは重ならず、ペトラの遺跡があるのはヨルダンだけです。狭い岩の裂け目シークを抜けた先に現れるエル・ハズネなどの神殿や墓の正面部分は岩壁を彫り込んで造られており、雨水を集める水路やダム、貯水槽を組み合わせた水利技術も遺跡の価値として評価されています。
出典: UNESCO World Heritage Centre - Petra
情報確認日: 2026年7月25日