言語
ふつう
日本語文法で、「書く」「食べる」のような見出し形は一般に何形と呼ばれるでしょう?
💡 選択肢を選ぶと正解と解説が表示されます。ランダム10問プレイに進むとスコア・ランキングに記録されます。
解説
「書く」「食べる」のような、文を言い切るときの形は、学校文法で未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形と呼ばれる六つの活用形のうち、終止形にあたります。連用形は「書き」「食べ」のように「ます」や読点へ続く形、命令形は「書け」「食べろ」のように命令を表す形、未然形は「書か」「食べ」のように「ない」や「う・よう」に続く形で、いずれも終止形とは語尾が異なり、そのままでは文を言い切ることができません。奈良時代から平安時代の動詞には終止形と連体形が別の語形を持つ種類があり、上二段活用の「起く」なら言い切りは終止形の「起く」、名詞に続くときは連体形の「起くる」でしたが、鎌倉時代以降に連体形が終止形の働きも兼ねるようになり、江戸時代にかけて母音動詞化が進んで現在の五段・一段活用が成立しました。この結果、現代語では終止形がそのまま辞書の見出しに載る形として使われています。
出典: 活用(大西拓一郎、国立国語研究所『方言文法調査ガイドブック3』)
情報確認日: 2026年7月31日