言語
ふつう
中国から直接入った語ではなく、日本で漢字を組み合わせて作られた漢語を何と呼ぶでしょう?
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解説
「哲学」や「科学」は、幕末から明治にかけて蘭学を修めた西周が考え出した訳語で、英語と日本語の対訳集『哲学字彙』の1881年刊行の初版に、根本原理を追究する学問を指す訳語として「哲学」が、自然の法則を探究する学問を指す訳語として「科学」が示されており、中国から直接入った語ではなく日本で漢字を組み合わせて新たに作られた和製漢語にあたります。同じ資料では、中国の宋代の文献に見える漢語「社会」が、日本で近代的な社会の概念を表す訳語として新しい意味を与えられ、その用法が逆に中国へ伝わった例も紹介されており、日本語が漢語を受け取るだけでなく作り出してもきたことがわかります。外来語は主に明治以降に西欧の言語の発音をそのまま仮名で写して取り入れた語を指すため、漢字の組み合わせで意味を作る和製漢語とは成り立ちが異なり、枕詞と序詞はいずれも和歌で特定の語を導き出したり語調を整えたりするための修辞技法の名称で、語の出自を分類する和製漢語とは関係がありません。
出典: 明治期のように、外来語を表す新たな翻訳語を作るというのはどうでしょうか
情報確認日: 2026年7月31日