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漢字本来の中国語音とは別に、日本で独自の意味を当てて読む「山車=だし」のような読み方は何と呼ばれる?
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解説
熟字訓は、常用漢字表の付表に当て字とともに、1字ごとの音訓としては示しにくい語をまとめて掲げたものとして位置づけられる読み方で、山車を「だし」、明日を「あす」、今日を「きょう」、大人を「おとな」のように、漢字2字以上のまとまりに日本語のひとつづきの読みを当てます。音読みは漢字が中国語の発音をもとに日本語化した1字ごとの読み方なので、山車の「だし」のように語全体で読みが決まる熟字訓とは仕組みが違い、サやシャといった音読みの組み合わせでは説明できません。返り点は漢文を日本語の語順で読み下すために文字の左下などに付けるレ点や一二点などの記号で、読む順序を示す符号であって語の読み方そのものではありません。送り仮名は活用する語の語尾などを示すために漢字の後に添える仮名で、動詞や形容詞の活用形を明示する役割を持ち、語全体に読みをまとめて当てる熟字訓とは働きが異なります。付表には田舎、今朝、景色、土産なども五十音順に並んでおり、1字ずつの音訓分解では読めない語を語のまとまりごとに示す仕組みとして常用漢字表に組み込まれています。
情報確認日: 2026年7月31日