ドゥームズデイ・ブックは、誰の命令によるイングランド調査記録?
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解説
ウィリアム1世(ウィリアム征服王)は1066年のノルマン征服でイングランド王位に就いた後、1085年から1086年にかけて王国内の土地の所有者や価値を調べる大規模な調査を命じ、その結果がドゥームズデイ・ブックとしてまとめられました。この調査では一つの土地について、エドワード証聖王の時代(1066年以前)の状況、ウィリアムが誰に与えたか、そして調査時点での価値という三段階の質問が繰り返し行われ、現存する政府記録として最古のものとされています。ヘンリー8世は16世紀のテューダー朝の王で修道院解散などで知られ、エリザベス1世もテューダー朝末期の女王であり、いずれもノルマン征服から400年以上後の人物のため調査とは無関係です。リチャード3世は1483年から1485年に在位したヨーク朝最後の王で、ボズワースの戦いで敗れており、こちらもウィリアム1世より約400年後の時代の人物です。「ドゥームズデイ」という呼び名は、この記録が最後の審判のように覆せないものだという意味合いから後世につけられたとされています。
出典: The National Archives (UK) - Domesday Book
情報確認日: 2026年7月25日