文化・芸術
かんたん
病気平癒や平和への願いを込めて折る「千羽鶴」は、文字通り何羽の鶴を折るものでしょう?
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解説
千羽鶴は文字通り「千」羽、つまり1000羽の折り鶴を糸でつないだものです。白血病で入院していた佐々木禎子さんは、折り鶴を千羽折ると願い事が叶うという言い伝えを知り、薬の包み紙などで鶴を折り始め、ひと月足らずで1000羽を折り上げたと伝えられています。100羽では千羽鶴の「千」ではなく一桁少ない「百」の数にとどまり、言い伝えの千羽には届きません。500羽はその半分の数にすぎず、やはり千羽鶴の由来である千という数とは一致しません。10000羽は千より一桁多い「万」羽にあたり、禎子さんが短期間で実際に折り上げた羽数とも懸け離れています。この逸話が広く知られたことで、千羽鶴は病気平癒や平和への祈りを込めて折られる習俗として定着し、原爆の子の像への奉納など広島の平和運動とも結びついていきました。
出典: 広島平和記念資料館 常設展示 3-2-7-3 禎子さんの死
情報確認日: 2026年7月31日