文化・芸術
ふつう
神社で願い事を書く「絵馬」は、もともと何を奉納した名残とされるでしょう?
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解説
絵馬は、雨ごいや止雨などの祈願のために生きた馬を神に奉納していた風習に由来するとされます。常陸国風土記や続日本紀には、当時の人々が神々の乗り物として馬を献上していたことが記されており、奉納された馬は神馬と呼ばれました。時代が下ると、生きた馬の代わりに馬の像、さらに簡略化した馬の絵を描いた板が奉納されるようになり、これが今日の絵馬の原型です。刀剣や鏡は神社の御神体や神宝として祀られることはあっても絵馬の起源とは結びつかず、米俵も豊作への感謝を表す供え物であって、いずれも馬の代替として生まれた絵馬の由来には当てはまりません。受験や恋愛などさまざまな祈願を絵馬に書く現在の習わしの根底には、馬を神への捧げ物とみなした古代の信仰が息づいています。
情報確認日: 2026年7月26日