文化・芸術
ふつう
根付は、もともと和装で主に何のために使われたものでしょう?
💡 選択肢を選ぶと正解と解説が表示されます。ランダム10問プレイに進むとスコア・ランキングに記録されます。
解説
根付は、印籠や煙草入れなどの小物を紐で帯から下げて持ち歩く際、紐の端に取り付けて帯に引っかけ、ひもごと落ちてしまわないようにするための留め具として使われました。和装には物を入れるポケットがなく、印籠や巾着を身につけるにはこうした留め具が欠かせなかったのです。袖を長く見せる工夫は振袖など袖丈そのものの仕立てによるもので根付とは無関係ですし、足袋を留めるのは「こはぜ」と呼ばれる金具の役目、髪を結うのはかんざしや櫛の役目であり、いずれも根付が担った機能ではありません。江戸時代には実用品にとどまらず、象牙や黄楊などの堅い木に動物や人物を精緻に彫り込んだ工芸品としても発展し、印籠や煙草入れと組み合わせて身につける装いの一部として親しまれました。
出典: 象牙彫根付(文化遺産オンライン)
情報確認日: 2026年7月26日