文化・芸術
難しい
香道で最高級の香木の一つとして珍重される「伽羅」は、どの種類の香木に属するでしょうか?
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解説
伽羅は、香木のなかでも沈香に分類される香りの一種で、沈香の最高級品を指す言葉です。沈香は東南アジアの熱帯地域に育つジンチョウゲ科の樹木が老木化や虫食いなどで傷つき、その傷害部分に真菌が作用することで、長い年月をかけて薫り高い樹脂が生成された香木です。伽羅はベトナムのごく限られた地域でしかとれず、樹脂分の含有量が多いため常温でも豊かな香りを放つことから、沈香のなかでもひときわ高く評価されてきました。白檀は伽羅と同じく香木として知られていますが、半寄生の常緑高木であるビャクダンの心材から得られる別系統の香木で、沈香のように樹木が傷ついて樹脂を生成する過程を経ません。桂皮は肉桂の樹皮を乾燥させた香辛料、丁子はフトモモ科の花のつぼみを乾燥させた香辛料で、いずれも香木ではなく調合香に用いられる材料であり、伽羅とは分類そのものが異なります。
情報確認日: 2026年7月27日
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