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雑学クイズ

浮世絵様式と特に結びつく版画技法はどれ?

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正解

C)木版画という答え

解説

浮世絵は絵師が下絵を描き、彫師が主に桜材の板を彫って版木を作り、そこに墨や顔料をのせて紙を摺る木版画の技法で制作されました。1765年に多色摺りの技術が確立すると、錦絵と呼ばれる作品では色ごとに版木を彫り分け、多いものでは20枚近い版木を見当と呼ばれる位置合わせの印を頼りに摺り重ねています。誤答の銅像鋳造は金属を型に流し込んで像を作る技法で、木を彫って紙に摺る浮世絵とは材料も工程もまったく異なります。油彩壁画も壁や板に絵具を直接塗り重ねる技法であり、版木を用いて同じ絵柄を大量に複製する浮世絵の仕組みとは無縁です。陶器成形は粘土をろくろなどで形作る技法で、平面の紙に絵柄を摺り出す木版画とは工程がまったく別のものです。浮世絵の制作は絵師・彫師・摺師に版元を加えた分業で支えられ、版木が摩耗するまで同じ絵柄を何千枚も刷ることができた点が、当時の役者絵や美人画を庶民にまで広めた理由でした。

#美術 #浮世絵 #木版画 #江戸文化
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