本文へスキップ
雑学クイズ

英語で tea ceremony と呼ばれる日本の茶の湯は、何を中心にした文化でしょうか?

💡 選択肢を選ぶと正解と解説が表示されます。ランダム10問プレイに進むとスコア・ランキングに記録されます。

正解

C)抹茶を点ててもてなす作法

解説

抹茶を点ててもてなす作法は、亭主が客のために抹茶を練り上げて振る舞う、茶の湯の中核をなす所作です。千利休の孫にあたる千宗旦の子の代に茶の家は裏千家・表千家・武者小路千家の三つに分かれましたが、いずれも客をもてなすために抹茶を点てる作法として茶の湯を伝えてきました。裏千家11代の玄々斎は、伝統文化が軽んじられかけた明治維新の時期に「茶道の源意」と題する手紙を明治天皇へ送り、着物や食事や住まい、道具や庭園に贅を尽くすことではなく、まごころを込めた点前によって茶の味わいが際立つところに茶の湯の本質があると説き、この訴えによって茶の湯は単なる遊芸ではなく一つの道として認められました。米を炊いて保存する作法は主食を確保するための炊飯や貯蔵の技術であり、客に抹茶を点てる茶の湯の稽古とは目的が異なります。刀を研ぐための作法は刀剣の刃を整える技能であり、茶碗や茶杓を扱う点前とは別の系統の技です。紙を染めるための作法は染色という工芸の技術であり、抹茶を練って客に振る舞う所作とは結びつきません。玄々斎はこのほか1872年の博覧会に合わせて卓と椅子を使う立礼式の点前を考案し、西洋からの来客にも椅子に座ったまま茶の湯を楽しんでもらえるよう工夫しました。

出典: Urasenke Foundation San Francisco - The Urasenke Tradition

情報確認日: 2026年7月27日

この問題を共有: X (Twitter) LINE
⚠ この問題の誤り・出典切れを報告する