中性子星は一般に、どのような天体の進化の結果として生まれると考えられているでしょうか?
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解説
中性子星は、燃料を使い果たした大質量星が中心核で重力崩壊を起こし、陽子と電子が押しつぶされて中性子に変わることで生まれます。崩壊する核の質量がおよそ太陽の1倍から3倍程度に収まる場合、中性子どうしが支え合う圧力で崩壊が止まり、太陽ほどの質量が半径十数キロメートルに押し込められた高密度天体として残ります(これより重い核は中性子でも支えきれずブラックホールになります)。小惑星の衝突は岩石どうしがぶつかって砕けるだけで恒星内部の核崩壊とは無関係であり、巨大ガス惑星は水素やヘリウムを主体とする低密度の天体で核融合も重力崩壊も起こさないためただ冷えて縮むだけです。また矮星は太陽に比べて質量が小さく、寿命が尽きても中心部の重力が中性子への転換を起こすほど強くならないため、核を圧縮しても中性子星ではなく白色矮星として一生を終えます。自転が速く強い磁場を持つ中性子星はパルサーとして観測され、恒星の重さによって行き着く先が中性子星かブラックホールかに分かれる点が天体物理学の重要なテーマになっています。
出典: NASA Imagine the Universe - Neutron Stars
情報確認日: 2026年7月31日